中国北東部での見本市を楽しむ外国人起業家たち

ハルビン、6月20日(新華社通信) - 大韓民国(ROK)出身のパク・ジョンソン氏にとって、第32回ハルビン国際経済貿易博覧会は彼のビジネスにとって非常に重要である。

パク氏は「今回は新製品を持ってハルビンに来て、パートナーを見つけたいと思った」と語った。中国に10年以上住んでいる彼は、多くの韓国製品を中国に紹介している貿易会社を経営しています。

パク氏は今年の見本市におもちゃのキャンディーを持ち込んだが、これは韓国では広く人気があるが、中国市場にはまだ参入していない。彼は 2 日後に新しいビジネスパートナーを見つけることに成功しました。

朴氏の会社は、6月15日から19日まで中国北東部黒竜江省ハルビンで開催された第32回ハルビン国際経済貿易博覧会に38の国と地域から1,400社以上の企業が参加した。

主催者によると、予備的な見積もりに基づいて、見本市中に2,000億元（約2,793万米ドル）以上の取引が締結されたという。

同じく韓国からは、生物医学企業のシン・テジン会長が理学療法器具を持って今年のフェアに初参加した。

「ここ数日で多くのことを得ることができ、黒竜江省の代理店と予備合意に達しました」とシン氏は述べ、中国市場に深く関与しており、ここでさまざまな分野で複数の会社を設立したと指摘した。

「私は中国が好きで、数十年前に黒竜江省への投資を始めました。当社の製品はこの見本市で好評であり、その見通しについて非常に自信を持っています」とシン氏は付け加えた。

パキスタンの実業家アドナン・アッバス氏は、見本市中は疲れきっていたが、彼のブースにはパキスタンの特徴を持つ真鍮の手工芸品に高い関心を示す顧客が絶えず訪れていたため、幸せだったと語った。

「真鍮製のワイン用品は手作りで、絶妙な形状と芸術的価値が非常に高いです」と彼は自社製品について語った。

アッバス氏は頻繁に参加するため、見本市の賑やかな雰囲気には慣れています。 「私たちは2014年から見本市に参加しており、中国の他の地域でも展示会に参加しています。中国の市場は大きいため、私たちはほぼすべての展示会で忙しいです」と彼は言いました。

主催者によると、今年の見本市のメイン会場には30万人以上が訪れたという。

中国国際貿易促進委員会の任紅斌会長は、「評判の高い国際経済貿易展示会として、ハルビン国際経済貿易博覧会は中国東北部の総合的活性化を加速する重要なプラットフォームとして機能する」と述べた。